仮設足場設置後、まず最初にする作業が、高圧洗浄になります。

高圧洗浄とは、建物全体の汚れを高圧洗浄機を使って洗い落としていきます

屋上の防水から洗浄していきます。

モルタル外壁も長年のホコリや小さなゴミなどが付着していたり、経年劣化によって旧塗膜もチョーキング現象で塗膜が粉上になっていましたので、時間をかけながら洗浄作業を進めていきます。

洗浄作業完了後、乾燥日を取った後、いよいよ塗装作業前に行う非塗装部分のビニール養生作業をしていきます。

窓ガラスやアルミサッシ・基礎や足元など塗装しない部分を布テープとマスキングテープ　ビニールを使って非塗装部分を保護していく作業になります。

集合住宅の為、塗装しない部分を単純に張るだけではなく、玄関ドアや共有通路などの足元などの養生には特に気を付けなければなりません。

軒天の塗装には、株式会社ダイフレックスの無機可とう型シーラーレス塗材のダイヤ　スーパームキロールを使用しました。

防カビ材や防藻材が配合されている塗料になりますのでカビや苔などの発生を抑える事ができる塗料になります。

外壁の下塗りに使用した塗料も㈱ダイフレックスのSPRカラープライマー（弱溶剤２液型）を使用。

クリヤー工法とカラー工法がありますが、今回はカラー工法で仕上げていきます。

袖壁部分は色分けで仕上げていきますので同じ塗料で違う色を使って下塗りをしていきます。

こちらの塗料は、プライマー１回＋上塗り１回塗りで仕上げていきますので、塗りムラはもちろん塗り忘れなどに十分気を付けながら下塗りをしていきます。

下塗り完了後に２４時間乾燥時間を取った後に上塗り（仕上げ）作業を進めていきました。

使用材料は、こちらも（株）ダイフレックスの弱溶剤２液型無機塗料のダイヤ　スーパーセランマイルドで仕上げました。

駐車場の車や周りへ塗料の飛散がでないよう常に周りに気を配りながら上塗り作業をしました。

住人の方にもできるだけ声掛けをしていき塗装部分に触らないようにして頂きました。

付帯部の雨樋とパイプシャフトの扉も外壁と同じ色で使用材料は違いますが仕上げ塗りをしていきました。

エスケー化研の弱溶剤２液型フッ素塗料で外壁同色使用になりました。

今回、使用した材料は、AGCポリマー建材㈱　下塗りは、弱溶剤型塗り重ね用層間プライマーＰ－６０プライマー　中塗りは、弱溶剤サラセーヌＫ（立ち上がり用・平場用）　上塗りは、弱溶剤サラセーヌＫライトグレーになります。

下塗りの塗装仕様は、ローラー仕様になりますので、ツイストローラーで塗り込んでいきます。

中塗りも塗装仕様は、コテになりますので、材料を流し込みながら、コテで均していきます。

最終上塗りは、ローラー仕様になりますので、ツイストローラーで、塗り継ぎ等に気をつけながら塗り上げていきます。